組合員活動報告
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デジタル教科書で体調悪化?!GIGAスクール学習会
2025.10.28
■開催日:2025年10月28日
■場 所:コープ自然派奈良2F活動室&オンライン
■主 催:オリーブの木
講師の加藤さんのお話では、日本の東京都や兵庫県等の各地の小学校や中学校の教員の方が、化学物質過敏症や電磁波過敏症を発症された事例のお話がありました。症状としては、頭痛や目眩、吐き気、鼻水、集中力の低下等が挙げられ、実際にもう健康被害が増えているようです。発達途中の影響が出やすい子ども達だけでなく、大人にもすでに何人も被害が出ていることに驚きました。
また、海外では日本以上に、電磁波問題について研究が数多くあります。例えば韓国のソムン教授の報告では、子ども達からは、「目がかすむ、顔や腕が乾燥して痒くなる、喉がすぐ乾く、目が疲れて集中できない」、教師からは、「子ども達が肘を着いて姿勢が悪い、休憩時間に外に遊びにいかない、子ども同士の会話が減った、子ども達は常に監視されてる気持ちになり不信感がつのる環境になっている」等の意見があり、問題点を指摘されています。
スペインの小児科学会では、授業と宿題を含めたスクリーンタイムについて、7-12歳は1時間以内、13-16歳は2時間以内を推奨しているほどで、日本とは大違いです。欧州議会科学技術選択評価委員会の報告では、2021年の時点で、5Gのマイクロ波には発がん性を指摘しており、政策案として、学校、職場、住宅、公共施設には光回線を設置し、基地局からの被曝を最小限にすることや、高齢者や子どもが集まる場所は無線周波数電磁波禁止区域とする内容が提出されています。
この学習会を通して、いかに日本が電磁波問題について研究不足であるか、情報の遅れがみられるかが分かりました。また、海外ではタブレット授業により学力低下が顕著に現れており、日本でもその傾向が出始めているそうです。各市の教育委員会や学校の養護の先生方にも、理解を深めていただき、現状調査と対応を早急に進めるべきだと強く感じました。





