組合員活動報告

ペットボトルのビタミンCも⁈添加物のことを天笠さんに聞いてみよう

■開催日:2025年6月3日
■場 所:奈良商工会議所
■主 催:理事会(利用拡大ボード)

コープ自然派では、この春からカタログなどで添加物について組合員に向けて伝えています。それに伴い奈良でも詳しく知るために、添加物学習会を開催しました。

講師には日本消費者連盟顧問の天笠啓祐さんをお迎えして、食品添加物は何がどう危険なのかについて伺いました。

私たち日本人は食品添加物とそれと同じ働きをする食材を含めると一日に約74g、一生(80年)では約2トン強を摂取しています。添加物には不純物が多く含まれていますが、そのほとんどが海外で作られているために、製造方法へのチェック機能や規制もありません。こういった添加物が含まれた食品が私たちの周りにはたくさんありますが、わかる範囲で表示を確認することや、食品の安全基準のはっきりした生協の食品を選び、外食は少なくしてなるべく家で手作りのものを増やして、素材そのものの味を楽しむようにすることが大切ということを天笠さんはお話されました。

参加者からは「なんとなく大丈夫と思っていた添加物が名前のイメージだけで思っていただけで実は避けた方がよい添加物だと知って勉強になりました」「食品添加物に含まれる不純物があるということを初めて知りビックリしました」「買い物の時は添加物の用途、害を思い出して今日のお話を活かしていきたいです」という感想がありました。

毎日の3回の食事に何を選ぶかで世の中を変えることができます。私たちの力で食の安全を守っていきましょう。