お知らせ

投票率アップの取り組みについてのアンケート 結果報告

2022.10.13

コープ自然派奈良では、2022年8月、この夏の参院選での投票率アップの取り組みについて、奈良県内の自治体選管に対してアンケートを行い、18の自治体選管から回答を頂きました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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アンケート回答抜粋

  • どんな対策を行いましたか?

‐コンビニレジ広告、大学構内、駅での啓発活動による投票の呼びかけ(奈良県)

‐広報車での広報(奈良市、橿原市、高取町、曽爾村、御杖村、御所市)

‐災害対応型自動販売機メッセージボード(大和郡山市)

‐期日前投票所を商業施設に設置(大和郡山市、広陵町、香芝市)

‐来場者が増える期日前投票の最後の4日間に天理駅前に期日前投票所を増設 (天理市)

‐SNS(LINE等)による広報(奈良県、河合町、香芝市、大和郡山市、橿原市、桜井市、御所市)

  • 課題・問題

‐投票所へのアクセス(川上村、十津川村、三郷町)

‐若者にどう訴えるか(奈良県、橿原市、桜井市、宇陀市)

  • 今後の取り組み

‐具体的ではないが移動投票所を検討(川上村)

‐「投票済証明書」をより魅力的なものにできるように検討中(天理市)

大学構内での投票アピール、中学高校などでの出前講座も行う奈良県選管の活動の充実ぶり、啓発ティッシュ配りを行っている選管があることの驚きや、桜井市のような市外転出者への不在者投票の案内文章の送付・選挙名簿新規登録者への啓発という細やかな取り組みも素晴らしいと思います。予算措置あるなしという差異や対策の効果がはかりにくいということも。ただ根本的な問題としては橿原市の方の回答にある「選挙や政治を自分ごととして捉える姿勢をいかに培って行くかという課題もあると思われます。」に尽きるかもしれません。

参考までに他の自治体選管の画期的な取り組みについてご紹介します

‐高校生が選挙事務の研修(千葉市、木津川市など)

https://www.nhk.or.jp/senkyo/chisiki/ch18/20160626.html

‐福島県:コンビニレジで選管制作動画(製作費10万円)で投票を訴えhttps://www.asahi.com/senkyo2010/localnews/TKY201006260194.html

‐国分寺の投票率を1位にプロジェクト

https://bunjisenkyo-no1.studio.site/

‐高校回る移動投票所 (長野県、四国中央市、長崎県、糸島市など)

https://www.asahi.com/articles/ASQ766S3XQ74UOOB005.html

https://www.city.shikokuchuo.ehime.jp/site/machinowadai/2212.html

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/525683/

http://itoshima-np.co.jp/news/1582/ 

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