お知らせ

今年も遺伝子組み換え(GM)ナタネ自生調査にご協力ください

2025.3.3

◆この活動は皆さんからの支援により継続できています。組合員さんからのカンパ金により、検査キットを購入しています。

コープ自然派は毎年GMナタネ自生調査全国活動に参加しています。食用油や飼料用に大量輸入されているGMナタネ(GMセイヨウナタネ)は、港から工場へ輸送中にこぼれ落ち自生し、知らないうちに雑草などと交雑して汚染が広がっています。全国の汚染状況を調査してその結果を公表し、行政や関係事業者に対して汚染を止める対策を求めています。市民による全国調査は2005年から継続して行っています。

また、2019年には神戸港にてたくさんのGMナタネが見つかった事をきっかけに、製油会社から調査への協力を得ています。過去には香川県の坂出港、大阪では堺、高槻、東大阪、また、奈良県内でも発見されています。2020年には北海道と青森で初めてGMナタネが確認され、2021年は小麦に混ざっていた事が原因でナタネの荷揚げのない港での自生も確認されました。


GMナタネ自生調査は、市民がGMに反対できる手段の一つです。反対の声を大きくしていくためにも、ぜひ近辺に咲くナタネの採取にご協力よろしくお願いします。

採取方法
①輸送トラックが往来するような幹線道路や沿道、隣接する駐車場や空き地などに自生しているセイヨウナタネ(茎や葉が白い粉を吹いたようなものが多く、葉が少し茎を抱く)やセイヨウカラシナ(葉にしっかりとしたギザギザがある、葉が茎を抱かない)の葉を採取する。素手でふれないよう、袋をかぶせて取る。ぱらぱらと咲いたり、群生することもある。

②採取日、採取した住所、目印(道路脇、空き地など)をジップロック等の袋に記載し、採取した葉を数枚入れて冷凍保存する。

③「GMナタネ自生調査」と封筒などに明記して配送スタッフに渡す。  締切:5/2(金)